にんじんさんがあかいわけ から ごぼうさんのいろは

「にんじんさんがあかいわけ」から

「ごぼうさんのいろは・・・」へ

私の素晴らしい3人の子供達はみな日本で生まれ、日本の公立学校に通いました。彼らの母親は生粋の日本人で、私はアフリカの血を引くカナダ国民です。私の子供達は淡褐色の肌を持っているため、しばしば他の子供達からそのことでからかわれました。

いじめっ子たちは残酷で、様々な人種差別的中傷をぶつけていました;とりわけ“ごぼうみたいに黒くてきたない”という言い方は頻繁になされていました。

しかし、私が地元の図書館で “にんじんさんがあかいわけ”を偶然見つけて借りて帰った時、子供達は非常に怒りました。

 

日本の著名な児童文学作家の松谷みよ子氏によって書かれたその物語は、このように展開します:

にんじんとごぼうはだいこんをお風呂に誘います。ごぼうはお風呂に飛び込みますが、お湯が熱すぎてすぐに飛び出してしまいます;ごぼうは黒いままで す。にんじんは熱いお湯に長く浸かって赤くなります。だいこんはお湯を水で冷まして、身体をすみずみまでよく洗ってぴかぴかの真っ白になります。最後にこ の3人はお互いの傍らに立ってお互いの色を比べます;ごぼうは身体をきちんと洗わなかったので黒くて汚いですが、だいこんはよく洗ったので白くてきれいで す。

 

この物語について、私が人権問題に関する講演の一つで福岡のPTAの会合で話していた間、参加者の一人であるアフリカ系日本人の幼稚園男児の母親で ある女性は、息子さんの幼稚園の先生がクラスでこの本“にんじんさんがあかいわけ”を読んだ後、彼がなじられ、笑い物にされ“ごぼう”と呼ばれた事を泣き ながら話し始めました。幼いその子はその日家に帰ると、湯船に飛び込んで、泣きながら身体を洗って;“ぼく茶色い肌なんかいやだ、ごぼうなんかきらい、ぼ くはきたない、白いだいこんみたいになりたい…”

 

この子はどうしたら自分自身によいイメージを持てるでしょうか?

この本が黒い色と汚れを関連づけているせいで、私たちはみなこの話を聞いて悲しくなりました。この物語の根底にあるメッセージは明らかです:“お風 呂に入ってよく体を洗わなかったら、ごぼうみたいに黒くて汚くなってしまうよ”ですから濃い色の肌を持つ子供達はそのメッセージが伝えるメッセージの犠牲 となってしまうのです。現代の多民族化しつつある日本で、どうしてそのような本がいまだに図書館や幼稚園の学級にあるのでしょうか?私は出版元である株式 会社童心社に電話をし、この本が人種差別であったと表明し、回収される事を求めました。出版元は同意しませんでした。私が考えるこの本の好ましくない部分 について改訂する事を議論するために松谷氏と面会することもまた断られました。1989年に出版されたこの本の編集者である池田陽一氏は、この本が日本民 話の作者の改作だった事を電話で話しました。“松谷氏は人種差別を助長しようとしているのではありません、ただ日本の子供達に我々の豊かな文化を語り継ご うとしていただけですし” 彼は言いました。“それに、日本の幼稚園に黒人の子がたくさんいるわけじゃないでしょう!”驚くべきことに、この本はかなり人 気があり、全国学校図書館協議会の“よい絵本”の一つとして選出されたのです。

作者、編集者、出版社、そしてこの本を用いる日本の教育者達は、この本が今日の多民族社会の多くの人々を侮辱するという事実に向き合うべきです。よ いイメージを持った物語の登場人物達を擁する事は重要で、それゆえに彼らを同一視する子供達が高い自尊心を持てるようになるようになるのです。私はショッ クを受けましたが、驚きはしませんでした。それは珍しい事例ではなく、他にも多くの日本人が全く同様のやり方でこの事を扱ってきたであろうからです。

彼はその本が人種差別であった事を分かっていましたが、それが有名な作者であり、日本児童文学の“母”とみなされている松谷みよ子氏(1926年生 まれ)によって語られたという単純な理由のためにそれを否定しました。それはあたかも松谷みよ子氏の著作が、もし正しくないものだとしても誰も反論するこ とが許されていないかのようです。

 

私が松谷みよ子氏の“悪口”を言おうものなら、多くの場面で罵声を浴びせられ国へ帰れと言われ続けて

きました。実際に私が人から中指を立てられた出来事をはっきりと覚えています::

“にんじんさんがあかいわけ”について、そしてなぜ私が“ごぼうさんのいろは?”を考え出したのかについて、福岡の小学校で子供達とその親たちに話 していた時に、一人の母親が立ち上がって私の発表を遮りました;“子供の前で私たちの大事な松谷先生の悪口を言うな、” 彼女は怒り狂って言いました、“あんたなんか外人で私たちの素晴らしい文化を何も分かってないくせに…”

校長先生が飛んできた時ですら彼女は全てをまだ言い終わっていませんでした;“子供達を洗脳するな、講演を止めなさい、じゃあ。” そして、親達は会場を後にし始め、先生達は児童に教室へ行くよう告げました。

私は決して誰の悪口も言っていません、しかし常に私たちの社会の何らかの誤りを見出し、恐れず勇気を持ってそれに立ち向かっています。“批判”と“悪口”の混同を止めようではありませんか。

悪口は嘘偽りや悪意ある意図を持って非難する事;名誉と名声のある人を攻撃することですが、批判は  何かもしくは誰かの長所と短所を判断する事についての分かりやすい(または理路整然とした)実践なのです。つまり、批判が妥当なものであるならば、それ は何としても為されなければなりません。なぜならそれは私達が生きるためのより良い世界を作ることができる、唯一の方法だからです。

“ごぼうさんのいろは?” [ ジョエル・アソグバ、日英二ヶ国語、だD出版、ISBN 4-9900918-2-5、2004年11月、日本 ]は、松谷みよ子氏の絵本“にんじんさんがあかいわけ”に対する私の反論です。

 

ストーリー;

あるよいお天気の日、子供たちのグループは農園へだいこん、にんじん、ごぼう掘りにやってきました。子供達は泥つき野菜をお風呂に入れますが、ごぼ うは洗った後でもまだ黒いままなことに気づきます。子供達は“きたないごぼう”をもういちどお風呂に入れます。ごぼうは怒って水から飛び出し、言います: “ぼくらはもうきれいだよ。黒はぼくらの自然な色だよ。”にんじんとだいこんも一緒になって言います、“そうだよ、ぼく達はみんなきれいだよ”そしてみん なは一緒に歌って踊ります。“黒はきれい、白はきれい、赤はきれい、;世界中の色はみんなおんなじにきれいなんだ!”

 

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“Japan needs to really change before it gets left behind! Now the Japanese economy is 3rd in the world behind the USA and China, it will not be long before India and other countries like Brazil push them further down the ladder unless they change things like this blatant racism, and sticking their head in the sand when anyone mentions that Japan may have a problem…with radiation…with their National Debt…amongst other things…Japan is still a wonderful place, but they are losing their way fast and that worries me…because I live here too!”

–Eddie Besler

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2 Comments

  1. kintaro63 said,

    July 15, 2012 at 2:09 am

    Japan obviously needs to do a lot more to combat racism in particular and bullying as well. More tolerance of differences should be promoted as really, we are all individuals and we are all different. But that`s okay.

  2. ana said,

    November 14, 2013 at 6:56 am

    休まない妊婦は、とっても順調でスポーツもOKな状態でも「お金が惜しくて働いてる」と、見られることになりませんか。 マタニティウエア 激安 ちょっと趣旨とずれるかと思いますが。


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